羽生結弦 ・・・
芸術ともいえる滑りを見せるスケーターであり かつ
ストイックという表現がぴったり当てはまるアスリートですね。
難易度の高い演技にチャレンジし続け、出来栄えに満足することなく
「まだまだ 道半ば」と決して妥協することがない。
フィギュアの全日本選手権・・・
同時にモントリオールで開かれる世界選手権の選考会も兼ねていた大会で
宇野昌磨選手に栄冠が輝きました。
「いやぁ、弱いな」と口から漏らした羽生選手の言葉
ショートで110.72点をマークした世界最高(非公認)の滑りは確かになりを潜めていたが
芸術の域を求め続けている彼には妥協の境地は存在しえないのかも知れない。
4回転サルコウ 4回転トーループ、3回転トーループ、トリプルアクセル ・ルッツなど
ジャンプ用語がこれでもかと解説者の口から飛び交う フィギュアスケートの世界。
ここではスケーティングの解説をしたいわけではなく そもそも情報は溢れていますので。
ひたすら自分と向き合い限界点を超えようとするストイックさ・・
決して現状に甘んじることなく 課題を見つけては幾度とチャレンジし乗り越えようとするそ姿勢こそアスリートから学ばされる唯一無二のものだなと感じました。
PDCAって聞いたことありますか。
いや、耳にタコが出来るほど聞かされたよって声が聞こえそうです^^
引用元:写真AC
「Plan(計画)」、「Do(実行)」、「Check(評価)」、「Action(改善)」の頭文字をとったものですが かくゆう私も 物事がうまく行こうが行くまいが 必ず評価をせよと教えられました。
計画を実行しただけでは駄目よってことですね。
なぜ上手くいかなかったのか・・・ ここを検証しないでうやむやにすれば また同じミスを繰り返す。
小学生でも分かる理屈ですね。
羽生選手の歩みを見てると まさにPDCAを回しているなって思います。
会社勤めと違うのは 肉体の消耗が段違いってことでしょう。
NHK杯(11月)、グランプリファイナル、全日本というハードスケジュールの中で必死に
PDCAを回し続けていたのでしょう。
出来なければ、飛べなければ何度でも挑み 改善し 繰り返し評価を行う・・
だからこそ彼はどんどん高みに登っていける本物のアスリートなのでしょう。
羽生選手のストイックさを見ていて感じされたのは どんな職業であれ立ち位置であれ
PDCAサイクルを回し続けることが如何にだいじなことか これを彼の滑りをとおして
息使い・コメントなどを通して改めて思い知らされましたね。
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羽生結弦の目標は・・・
ネーサン・チェンに世界選手権で勝つことでしょう。
「今に見てろ・・」って悔しさを口にしたことからもあきらか。
そして ゴールは・・・
4回転サルコウやトーループとよどみなくつなげ前人未到の世界最高得点を叩き出すことでしょう。
追い求めている芸術の域を表現できればそこが彼のゴールでしょうね。
明確なゴール・目標があるから彼は高速でPDCAサイクルが回せるのです。
彼のストイックな美学は ゴール・目標設定の大切さを如何なく教えてくれてると感じた次第です。