コーチング

イングランドを率いる名コーチ エディ・ジョーンズ

エディジョーンズ

昨年11月にニュージーランド戦とのテストマッチで15対16の接戦で敗れはしたものの、テストマッチ18連勝という輝かしい世界タイ記録を樹立しています。

彼はオーストラリア出身(1960年生まれ)。

東海大学でコーチを経験し南アフリカチームのアドバイザーなどを経て2011年に日本代表ヘッドコーチに就任

2015年ワールドカップで南アフリカチームに歴史的勝利を収めた名将です。

彼のトレーニングの厳しさはつとに有名で、早朝6時から練習開始。

エディ・ジョーンズみずから早朝5時にグラウンドに立っているのだから選手は「早すぎる(-_-;)」なんて文句言えない。

彼はただ厳しさだけではなく、マンツーマンの対話を重んじていたとそうです。

調子の悪い選手は即座に戦列から外していきながら、対話していく中で苦手意識を克服させてゆく。

そして戦列に復帰させ再び激しいトレーニングを課す。

そんなメンタル・フィジカル両面の育成に長けた名コーチでした。

 

ここに、改めてミスターラガーマンこと平尾誠二さんの名言を思い出します。

日本でのワールドカップ開催の必要性を叫び続けてきたのはあの平尾さんでした。

平尾誠二

 平尾さんの名言にこんな言葉があります

~人間は管理されればされるほどサボルものなんだ!

例えば腕立て伏せを何で10回する必要があるのか・・・に対してきちんと説明出来ないといけない。

大胸筋が付く→対戦相手に勝てるかもしれない→日本一を摂れる可能性が出てくるetc

やってることの意味を知らないと力は出ない。モチベーションを引き出し能力を開花させる。

その重要な役割がコーチングの大事なところ~ 「平尾誠二名言禄参照」

エディの話しに戻すと・・・

一言で表せばコーチンングに秀でたスキルの持ち主でした。

彼はラグビーの試合展開をオーケストラに例えて分かり易く説明しています。

楽団員一人ひとりの演奏技術が高くても全体のバランスが取れていないと観客を感動させるようなサウンドを奏でることは出来ない。

個のワンマンなプレーはバランスを乱すだけ

だからこそ・・・・

「指揮者は常に全体を把握して棒を振らなければならない」・・・

といった意味合いを述べています。

美しい音楽を奏でられるポテンシャルを持つチームにきちんと「奏でさせる」ことが自分の使命だとも。

つねづね 美しいラグビーを見せたいとの思いが強いエディ・ジョーンズらしい言葉ですね。

そんな名コーチ エディはイングランドを率いて準決勝に挑みます。

厚いトレビゾ(イタリア)を合宿地として高温多湿な日本に備えてきた成果が今試される。

イタリアのトレビゾ

イングランド対ニュージーランド  

本日10月26日(土) 17:00キックオフ 

~横浜国際総合競技場~

イングランドはプールC1位     

ニュージーランドはプールB1位

激突を制するのは果たしてどちら

3連覇を目指すニュージーランド(オールブラックス)と第2の故郷 

日本でのワールドカップ

敏腕コーチ:エディ・ジョーンズの指揮から目が離せない。