激しい闘志でぶつかり合うラガーマンたち!
ラグビー日本チームだけを見ても順調に第一線で活躍してきたプレーヤーはまづいないでしょう。
激しくぶつかり合うスポーツだけに 満身創痍となることも多々あるでしょうし、スランプと戦い 落ち込み 苦しみ抜いて這い上がってきた選手が大半だと思います。
外人選手の場合はまづチームに溶け込むことが求められますね。
環境が変わるというのは メリットデメリットどちらに傾くかは飛び込んでみないと分かりません。
例えば 学生なら転校があったり 社会人なら転勤・転職などがそれに当たる訳ですが・・
本人の努力と受入れ先の環境次第で違ってきますね。
外人選手を見るともっとも日本人らしいとの評判。
キャプテンを務めたリーチマイケル選手などはその典型ですね。
ティモシー、ラブスカフニ選手しかり・・・
ラグビーというゲームは組織の中での生き様にも大いに参考になります。
組織というと合理的に運営されているようなイメージがありますが
実際は上下関係やチーム内での人間関係に悩むこと多々ある訳です。
その中をめげずに生き抜くためには相当のエネルギーが必要です。
組織内は理不尽なことが日常茶飯事の世界。
かといって周りの目だけを気にしていては生産性が落ちるばかりですね。
仕事は間髪を置かずに決断を要する事案
先送りしても許容範囲な問題等々 ・・・打つ手も都度変えなくてはなりません。
ラガーマンたちは全体を俯瞰する能力や個々の役割分担を徹底的に鍛えられてグラウンドに立ちます。
組織人としてとても参考になるプレースタイルだと思います。
人それぞれさまざまな思いでエールを送り続けていることでしょうが熱い男たちの戦いに一言で言い表せないモノを感じ取ってると思います。
それと同時にアスリートの世界は厳しい世界だと改めて実感。
それはスポットライトを浴びているスター選手の陰でラガーマンとしての夢を絶たれた人たちの存在です。
激しいぶつかり合いから頸椎を損傷して車椅子を余儀なくされている元選手達がいることを知っています。
彼らこそ絶望の淵に落ち込んだものの 決して生きることを諦めずに 懸命にリハビリを重ね ある人は医師免許を取得
スポーツドクターとして活躍されていたり アスリートに付きまとう負傷者へのケアに取り組むことへ転換されたりで 感銘を受けます。
ラグビーをしてきたことを決して悔やまない、それこそ真のラガーマンのいることも忘れることなく エールを送りたいと思います。